幼稚園の先生としての想い
子どもたちにとって、幼稚園の先生が安心できる存在であることが大切です。安心感があることで、子どもたちは自分を出せるようになります。私もそのような存在であり続けたいと心がけながら保育をしています。
私が幼稚園の先生を目指したのは、自分が幼稚園児だった頃の経験がきっかけでした。私は早生まれでマイペース、泣き虫な子どもでしたが、幼稚園の先生がそばでいつも助けてくれました。まるでスーパーマンのような存在で、先生がいることで毎日楽しく幼稚園に通っていたのです。大人になった今、その先生のような存在になりたいと強く感じています。
子どもたちが幼稚園で安心して過ごせることで、家と同じような安心感を持ちながら、自分のやりたいことにどんどん挑戦できるようになると思います。自分の考えで行動できる、自立した大人になってほしいという願いを持って、保育に取り組んでいます。
幼稚園児を一人の人間として尊重し、自分のことは自分でできるように指導することも大切です。幼稚園の時からそのような習慣を身につけ、自立した大人へと成長してほしいと願っています。
保育のこだわり
子どもたちは褒められることで大きく成長します。これは大人にも当てはまりますが、特に子どもたちは褒められることでその成長が目に見えてわかります。悪いことをした時には注意することもありますが、私は一度注意をしたら、10回褒めるように心がけています。たくさん褒めて育てることが大切だと感じているのです。
褒めることで子どもたちの表情が変わり、その成長を感じることができるので、褒めることの重要性を改めて実感しています。また、子どもの話をたくさん聞いてあげることも大切です。1対1でじっくり話すことが難しい時でも、子どもから発せられる言葉に耳を傾けるように心がけています。
私は3歳からはピアノを習い、ピアノを使った保育が得意です。歌を歌うことも楽しんでいます。私も子どもたちと一緒に歌を歌ったり、クラシックバレエをしていた経験を活かして、ダンスを楽しんだりしています。音楽に合わせて踊ることが大好きです。
子どもたちの成長を見守る中で、褒めること、話を聞くこと、そして一緒に楽しむことの大切さを感じています。保育士としてのこだわりを持ち、日々子どもたちと向き合っています。
私たちの幼稚園はクラス数が少なく、全ての先生が全ての子どもの顔と名前を覚えているアットホームな環境が魅力です。先生たちは子どもたち全員のことを知っているので、子どもたちも安心して過ごせます。遊びを中心に保育を行っており、子どもたちはのびのびとたくさん遊ぶことができます。晴れている日は必ず1日に1回は外に出て、外でのびのびと遊ぶ時間を設けています。
幼稚園には若い先生もたくさんいますが、子育てを経験した先生も半分ぐらいいるので、お母さんたちとの共通の悩み相談もできます。若い先生たちはフレッシュなエネルギーで子どもたちと元気よく遊んでくれるので、バランスがとても良い幼稚園です。安心してこどもを預けられる環境が整っています。
また、幼稚園の園庭には2つの砂場があります。大きな砂場と、隠れた小さな砂場があります。小さな砂場は黄色の縁で囲まれており、泥団子専用の砂が入っています。この砂はとてもよく固まるので、こどもたちは楽しんで泥団子作りをすることができます。隠れスポットとして人気があります。
このように、私たちの幼稚園はアットホームな雰囲気と、子どもたちがのびのびと遊べる環境が整っていることが特徴です。若い先生と経験豊富な先生のバランスも良く、親御さんも安心してこどもを預けられる幼稚園です。遊びを通じてこどもたちの成長をサポートし、毎日が楽しい思い出になるように心がけています。